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高橋信次先生に学ぶ

高橋信次先生に学ぶ

神の原理・その二の神は

(神の原理)

一体神とは何であるか

その二の神は


現人神としてこの世に肉体を持って、大自然大宇宙 生命本体の神の意識、心に通じ、私達に人間としての生命活動を続けてゆくための真理を教え、自我我欲を捨て自ら多くの衆生に慈悲と愛を教えた、その徳を讃えて神と仰いだのです。

現人神は、大神霊と表裏一体であり、神よりの使者であります。

現象界の人々や、次元の異なった世界の魂に安らぎを与えてくださる、(上段階光の大指導霊)、菩薩(上段階光の指導霊)もそうであります。
その現人神が、実在界と現証界に通じ、私達に生命の進路を教え導いて下さるのであります。

その教理が宇宙の真理と違うところがないので、私達は大自然生命本体、即ち大神霊を見た事がないのに、神を信ずるようになったのであります。

私達の心即ち意識は、自体全体を支配していますが、その心即ち意識を見る事が出来ないのと同じように、宇宙体の意識も現証界の人々は見る事が出来ません。
 
実在界でも、上段階光の大指導霊以上の方でなくては、実体を拝する事は出来ないのであります。
このように現人神(神と表裏一体の意識)の聖徳が大衆を救い、神と私達の心(意識)との調和を助けて下さる光の天使でもあるので、現人神と尊ばれ崇拝されているのであります。
 
神は神でも、私達の人の上であり、神の使者として崇拝すべきであります。

実在界の光の天使には、厳しい意識の段階があり、意識は霊子によって構成され、神と調和し、光子の体を持っていられます。
意識の段階は、霊の修行によって、その体から出る光の量によって区分されるのであります。

キリスト教では、光の天使と申されており、仏教では如来、菩薩と言われております。
 
また、日本の古事記や日本書記によりますと、神々の御徳を継いだ天照大神が、慈悲寛大の聖徳を実現し、続いて神々がその聖徳を体得されて、その努力によって人類を幸福に導き、日本を完成せられた、という事になっています。
 
中国においては、孔子が現れ、堯、舜、禹、湯、文、武、周、公の聖人が、天道に従って仁政を施し、人類を幸福に導いたということで、これらの聖人の実績を讃えたのであります。

孔子は、人類の安心立命、幸福な方法を説き、自我を捨て、天道に従い、人心開発に一生を捧げたのであります。
 
この至誠が後世の人々を感動させたのであり、天道の存在と同時に、また、これらの古聖人の高徳を否定する者がないのであります。


釈迦、キリスト、モーゼも、歴史的に時代の差こそあれ、慈悲、愛を持って大自然生命体本体の教理を伝え、人類を救済するために努力されたのであります。

また、ソクラテスは、終身、真我の一念をもって人類の幸福のために尽くしましたが、人間の作った不自然な悪法律によって、死刑に処せられたのであります。

キリストも十歳の時、実在界に呼ばれ、現象界の邪法また悪魔に悩まされている人類を救う事を神より命じられ、アガシャ大王、モーゼ、釈迦の、上段界光の大指導霊の前に出て、人類救済の使命を与えられたのであります。

その使命を実現するためにイスラエルに父ヨセフ、母マリアの子供として誕生せられたのであります。

そうして永い苦しい修行の中から大宇宙生命に通じ、多くの迷える人々や病める衆生を救い、愛をもって真理を説かれたのであります。

即ち正法をもって民衆を、休む暇もなく救われましたが、異教徒の迫害にあい、遂に十字架に掛けられましたが、十字架にかけられている自分の姿を実在界から見られ、残した仕事を完遂するために復活せられ、弟子達に正法を説かれたのであります。


以上述べました諸聖人は、大自然生命体大神霊の意識をもって人間として肉体を持ち、自我我欲を捨て真理、神意を悟って多くの衆生を正法によって導いて来られたのであります。

一生を慈悲と愛の心で、神と調和して真理を説いて来られ、全く神と同じ心を持っていられたために、現人神として仰がれて来たのであります。

神話などは、その時代の衆生に、神の存在を信じさせるために、国々によって、また衆生の基根によって作られたのであります。

聖人の説かれた真理とその事蹟は、全て智徳一体であり、信仰は当然、智慧、正義、慈悲、愛をもって神と調和する、という以外にないのであります。


物質中心の唯物的な考え方では、自分の心が常に不調和であります。




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